火打山から雨飾山までのスキー山行
2002年5月 山崎 洋介
焼岳

裏金山から見た乙見湖

一日目の幕営地

雨飾山

小谷温泉バス停
火打?雨飾スキー
<山域> 火打?雨飾
<メンバー> 山崎(L)、佐藤
<時間記録> 5/3 7:30 妙高高原駅発 ? 8:30 火打登山口 ? 12:00 高 谷池
? 13:50 火打岳 ? 16:30 焼岳コル
5/4 4:45 起床 ? 6:30 出発 ? 7:40 焼岳 ? 11:30 金山
? 14:00 黒沢峰先
5/5 4:00 起床 ? 6:30 出発 ? 8:50 雨飾
? 11:30 キャンプ場 ? 13:00 小谷温泉
5/3 急行アルプスは思い切り混んでいる。新宿駅で佐藤と合流。
アルプス、ちくま、在来線と乗り継いで妙高高原駅へ。ここで杉の原行き のバスに乗るが、待
ち時間がほとんど無いのはこわい。杉の原からテレマークの二人組とタク シーの相乗り。登
山口まで2090円也。スキー場は完全に雪なし。リフトも動いていない。
黒沢から十二曲りのてっぺんまで意地でスキーを履き続ける。天気がいい
ので暑くてたまら ない。高谷池の小屋で築田さんに挨拶して、火打を目指す。登山道のある
尾根の右側を登高する。好天のせいかえらい人出だった。
火打頂上は雪もなく、影火打から先まで登山道が現われており、前途に暗 雲が兆す。
影火打からの下りで単独行者とすれちがう。昨日昼闇山から入ったという年輩の女性。えらい
もんだと二人して感心しきり。
抜戸キレットに縦穴を掘り、泊。
5/4 朝一時に雨音で目が覚めるが、小雨なので二度寝。
しょぼ降る雨に濡れながらツェルトを片し、急な焼山の斜面を登高。クラストしていたら怖い
登りになるだろう。
頂上はガス。視界が回復した瞬間に方向を見定める。頂稜を赤ペンキづたいに歩き、西側の
双耳峰の手前から南側に下降。シールをはがして斜面を楽しむ。焼山?金 山の登山道はか
なり荒れている。雪も少なく、しばしば板をかつぐはめになり悲しい。裏金山から乙見湖への
斜面は楽しそうであるが、登り返しが大変そうなのでパス。
金山への登りもかなり急。ここで佐藤が滑落。本人の弁では100m以上おちたとのこと。幸運
にも怪我はなかった。
金山からルートが真東に折れる。このあたりは派生尾根がいくつもあって、今日のようなガスの
日はつらい。小さな双耳峰のコルから樹林の境界際をたどって東に向かうのがよいようだ。
金山頂上から最低コルまでの雪面も爽快である。天気がよければ正面に雨飾が見えてもっと
気持ちよかったことであろう。
コルからの尾根線上はしばしば雪が切れている。スキーを脱ぎつ履きつちいさなアップダウ
ンを繰り返し、霧の中の雨飾を目指す。本日中に肩までいける時間ではあ ったのだが、
雨もやみそうになく、雪洞を掘るため早めに沈。
5/5 朝になっても雨はやまず。
肩から夏道の南側にある雪田を登高。ピークの手前で板をデポし、本峰へ。この日に備えて
バイルやらアイゼンやらを持ってきていたのだが、直下の急登には雪のかけらもない。ガンダ
ムの足のような兼用靴がひたすら歩きにくく、膝にくる。
頂上につく頃からようやく天気が回復し、断雲のむこうに後立山の峰みねや、日本海が見えて
くる。太陽の下で大滑降が楽しめそうだと嬉しくなる。ふと下を見ると、小谷温泉からの一般
登山道に長蛇の列。さすが百名山。まきこまれてはかなわんので写真をとって、とっとと退散。
肩から大斜面に飛び込み、40°の急斜面を滑降。ウェーデルンを華麗に決めて、一般登山者
の注目を浴びる、というわけにはいかず、数ターンごとに一休み。すっかり足にきていた。下部
はトラバース気味に尾根を二つ越えて登山道に合流。ここでは、高度を保ったまま回り込むの
が吉。 登山道に入った頃からピーカンとなり、暑い。最後の下りは完全に土が露出している。登山道の
右に入っているルンゼには雪が残っているが、最下部に滝があるため、割
と早い時期に滑降不能になると思われる。
車道終点のキャンプ場は車だらけ。小谷温泉まで6キロの道のりは、すっかり春の気配であった。
小谷温泉で一風呂浴び、ビールを手にしてすっかり幸せになりつつ車上の人となった。
<メモ>小谷温泉からキャンプ場がわに1キロほど入ったところに温泉公園?らしい場所があり、そこ
で露天風呂にはいることが出来る。入浴料はお心しだい。
今回も通りすがりでヒュッテに遊びに行くことができませんでした。次の機会に
は訪ねてみたいと
おもいます。